(4)公募案件、商談獲得のポイント
公募を落札するにはどうすれば?
先日ある講師の方より「公募を落札するにはどうすれば?」というご質問をいただきました。
以下にポイントを挙げます。
1.企業側の要求事項を120%満たす!
⇒研修には目的・期待効果がありますね。公募情報から相手の企業が求めていることを察知して、それを十二分に満たす必要があると思います。要求事項からずれていたり、自分の得意分野へ無理やり誘導するようなオファーは、初回商談では好ましくないと思います。
2.価格条件を満たす!
⇒予算があっての研修投資ですね。当然ながら予算があうことが必要条件です。初回取引であれば、できれば想定額の8割以下でチャレンジされるのが良いのではと感じます。高い効果があれば、高い確率でリピートが来るはずです。
3.付加価値で差をつける!
⇒どのようなサービスであれ、法人向けのビジネスでは「他と比較される」ことが前提条件。ですので付加価値=他の講師にない魅力・特徴が際立っていなければなかなか注目してもらえません。プロフィール情報から、講師としての実績や魅力が十分伝わってきて、付加価値を感じることができれば「会ってみたいな」と商談に繋がる可能性がグッと広がると思います。
(現場に自信のある方は「動画掲載」で差別化を図ることもできますよ)。
いかがでしょうか?なかなか短いオファー文章からすべてを満たすのは難しいと思いますが、やはり「想像力」のある講師は、相手の求めていることを「行間」から読み取ったり敏感に「察知」できる能力にも長けていると感じます。 公募へのメール入札でも"コミュニケーション"能力が問われますよね。