(24)『集団コミュニケーション』
褒める!
★良いユーザーを持てば数字もあがりますし、逆 に厳しいユーザーを持つと数字はあがりません。
しかし、「担当しているユーザーが良いから数字があがるんだ」などといった話が、間違いでもでるようになっ ては、会社として終わりです。
営業マンとして実力があるから、良いユーザーを持てる、力があるから良いユ ーザーを持てるんだ、という前提でマネジメントしていかないと、組織は不活性化するでしょう。
営業マンとして実力があるから、良いユーザーを持てる、力があるから良いユ ーザーを持てるんだ、という前提でマネジメントしていかないと、組織は不活性化するでしょう。
そこで大切なのは「集団コミュニケーション」です。
経営者はなぜ彼がVIPユーザーを担当していて、彼の働きぶりがいかにすばらしいか、という具体的な話をあらゆる場でしなければならない。
あらゆる場、というのは営業会議やミーティングが中心になるのでしょうが、朝礼であったり飲みの席もです。
「褒める」ということは 非常に重要で、部内のトップセールス、そしてモデル社員がどのような動きをして営業しているのか、経営者は同行するなどして観察し、それを全体の前で「褒める」という形をとって「集団コミュニケーション」をとらなければいけません。そして、トップセールスの彼は、単に担当ユーザーが良いから数字があがるのではなく、実力も高いのだと、実力が高いから良いユーザーを持てるのだという共通認識を植えつけなければなりません。
数字が上がったということは本人の付加価値が高いということであり、これは褒めてやらなければいけません。しかも、全員が共通認識できるように褒めてやるべきです。全員の前で、彼のどこがどのように素晴らしいのか、具体的に褒めてやり、その動き方を全員に知らしめてテクニックを伝授することにより、全員のスキアップにつなげていくわけです。