(14)『ワンランク上の営業スキル』

お客様にも個性(タイプ)があります。

★今までの営業活動の中で、お客様とフィーリングがとても合い、あっと いう間に誓約に辿り着いたことはないだろうか?また、価格・提案内容ともライバルに勝っていたにもかかわらず、失注になってしまった経験はないだろうか? あなたに個性(タイプ)があるようにお客様にも個性(タイプ)があり、そこに原因が潜んでいる。今回はお客様のタイプ別対処法を紹介したい。

1.自己中心タイプ

自己主張が強いタイプであり、リーダーシップを取りたいと考えている。そのため、営業担当が商品知識をひけらかし、リードしようとする姿勢を嫌う。

<対処法>
商談では相手に決めさせるような流れを作り、最終的に自分で選んだと思わせることが必要である。あなたが自己中心タイプの場合は、自分をある程度抑えることが求められる。
2.社交タイプ

明るく楽天的で営業担当と話すことも苦にならない。また感性を重要視し、細かいことを気にしない傾向があり、周りから誉められたいという意識が他のタイプと比べると高い。

<対処法>
商品の詳細ではなく採用した際の効果を主に説明し、周りから賞賛される旨を伝えることが必要である。あなたが分析タイプの場合は、商談上で説明しようと考えている内容の50%を説明すれば十分である。
3.安全志向タイプ

今までと違うこと、周りと違うことをすることを嫌う。また他のタイプと比べると上司の目を気にする傾向が強い。

<対処法>
同じような成功事例を説明することが必要となる。とくにイメージしやすい身近な事例が効果的であろう。
4.分析タイプ

データを重視し、データに基づかない提案は信用しない傾向がある。

<対処法>
提案書の中にしっかりデータを記載し、順序だてて説明することが求められる。憶測でモノを言うと、決して信頼を獲得することはできないと心得ていただきたい。感性が強い、社交タイプの営業担当は注意が必要である。

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