(47)『筋金入りの方針書』
経営体質別悪い特徴
●創業者経営「指示待ち体質の社風になりがちである」
創業者は一から会社を起こしたがゆえに会社をよく知っており、とかく口を出してしまう。立ち上げた会社を潰すまいとする創業者ならではの必死の行動であるが、そのために創業者から指示が出るまでだれも動けなくなるのである。
創業者は一から会社を起こしたがゆえに会社をよく知っており、とかく口を出してしまう。立ち上げた会社を潰すまいとする創業者ならではの必死の行動であるが、そのために創業者から指示が出るまでだれも動けなくなるのである。
●世代交代中の経営「不安・あきらめ体質の社風になりがちである」
トップ交代を目前に控える会社の場合、社員は慣れた仕事のやり方・パ ターンが変化することに不安を感じている。また事業承継の時期が迫る同族会社でよく見られるのが、「次の社長はどうせ息子だ」というあきらめが社内に流れ、上昇志向の強い社員がモチベーションを低下させるという傾向である。
トップ交代を目前に控える会社の場合、社員は慣れた仕事のやり方・パ ターンが変化することに不安を感じている。また事業承継の時期が迫る同族会社でよく見られるのが、「次の社長はどうせ息子だ」というあきらめが社内に流れ、上昇志向の強い社員がモチベーションを低下させるという傾向である。
●承継後の経営「従業員が自己中心的な行動を取る傾向が見られる」
引き継いだ後のトップがズボラな場合、それを認めない、認めたくない社員が増え、次第にトップを無視するようになる。しかし社員とて食べていかねばならないので、とりあえずトップの言うことは聞いたフリをして、自分がよしとする考えで仕事をする。
引き継いだ後のトップがズボラな場合、それを認めない、認めたくない社員が増え、次第にトップを無視するようになる。しかし社員とて食べていかねばならないので、とりあえずトップの言うことは聞いたフリをして、自分がよしとする考えで仕事をする。
改善法
「方針管理」による経営体制を築くこと
全員でつくり上げるように工夫して「経営方針書」を作成する。
それによってトップの考えを全社一丸で共有化し、取り組む姿勢をつくり出すことができる。
それによってトップの考えを全社一丸で共有化し、取り組む姿勢をつくり出すことができる。
【方針書の内容】
トップと役員で作成
・経営理念
・その期の方針
・その期の方針
部長と部員で作成
・部門方針
・行動計画
・行動計画
その方針書を必ず厳正にチェックすること
目標をクリアすべく最大限の対策を立て、それを実行し、成果を上げていく。
それを個人評価とリンクさせ、活性化していくのである。
それを個人評価とリンクさせ、活性化していくのである。