(27)勝ち組になるために
実質的な観点から振り返るためにチェックポントを活かそう
【勝ち組と負け組の違い】
勝ち組 | 負け組 |
戦略がハッキリしている ケジメがついている スピードが速い 原因自分論 チームワークが良い きびしい 明るい 黒字・無借金 |
⇒戦略がボンヤリしている ⇒ルーズ ⇒スピードが遅い ⇒原因他人論 ⇒バラバラ集団 ⇒あまい ⇒暗い ⇒赤字・借金過多 |
要は、戦略、戦術、戦闘の各段階において「勝つための条件」が整っている企業が真の「勝ち組」となれる。次に各段階の条件を列挙する。
1.戦略レベル
企業戦略、事業戦略、経営戦略の3大戦略を知り、各々が明確になっている。
企業戦略、事業戦略、経営戦略の3大戦略を知り、各々が明確になっている。
- (1)企業戦略・・・ビジョン、企業性格、後継体制などが明瞭か。
- (2)事業戦略・・・「勝てる場」(自社の強みを活かし、どこの誰を相手に、何を提供するか)をとらえているか。
- (3)経営戦略・・・(攻めと守り)×(内部努力を外部活用)で「勝てる条件」をハッキリさせているか。
2.戦術レベル
PDCAのマネジメントサイクルが正しく、速く回っている。
PDCAのマネジメントサイクルが正しく、速く回っている。
- (1)計画力・・・正しい現状認識で、正しい目標設定になっているか。
- (2)実行力・・・決めたことをやり抜くトップ、幹部の率先垂範があるか。
- (3)反省力・・・タイムリーな報告、会議などで問題を発見しているか。
- (4)対策力・・・3~6ヶ月先行で早めに手を打っているか。
3.戦闘レベル
きびしく、明るくモチベーションを高めているか。
きびしく、明るくモチベーションを高めているか。
- (1)OJTリーダーが存在し、メンバーを激励しているか。
- (2)基本動作を型決めし、日ごろから鍛錬しているか。
- (3)コミュニケーションが良く、不満ガスを除去しているか。